おばさん、普通二輪免許取得する

50歳を前に普通二輪免許取得するまでと、それからの日記

おばさん、再度卒検に挑戦する

昨日のタイトル「おばさん、初めての卒検に挑戦する」
いまさらですが、初めてってついてるあたりが、
もうね…次があるって感じですよね(笑




7月20日(土) 23時間目


曇りのはずが、なんと朝から雨。
また、はずれるのか天気予報!!!!


天気にあたっても仕方ないですが、
前回の雨天走行を思いだし、憂鬱な気持ちで教習へ向かう。


小雨の中、本日初めての卒検という20代の女の子と一緒に走る。
いつものように外周を回って、スタート地点へ。
まずは先生 私 彼女の順に走りだす。
小雨にも関わらず、本日出だしは好調。
ただ本日の卒検コースは、昨日とはまた違うらしい。


障害物回避→S字→スラローム→踏切→見通し確認→一本橋→急制動→クランク→外周40km/h走行→坂道発進 が本日のコース。


1回目。
あれ?!出来た?!
コケなかった!狭いターンも、無事曲がれた。
これ卒検にしてくれないかなぁと思うくらい、自分なりにスムーズにできた。


2回目。今度は私 先生 彼女の順。
おぉ?出来た!
これは今日いけるかもしれない。胸の中に、ふわ~~んと広がる希望。


3回目。彼女 先生 私の順。
やった!出来ました。この調子ならいける!
今日はきっと大丈夫!!!


さて次の時間、2度目の卒検に挑戦します。



7月20日(土) 24時間目(卒検)


迎えた検定のお時間。
まずは、結果だけお伝えします。


外周40km/hまでたどり着けませんでした。( ̄^ ̄ゞ
はい。またクランク失敗しました。
最初のコーナー、コーンに突っ込み、バイクを転倒させました…orz


安全確認等々の多少の減点はあったらしいですが、
課題である1本橋とスラローム、なんと今回は時間減点無しだったらしい。


「クランク以外は課題問題なかったのになぁ~もったいないなぁ~」と検定の先生。
「緊張した?」
「ですねぇ。緊張しました。もう少し練習します。ありがとうございました。」と、お礼言いつつ、がっつりへこむ。


うなだれて、しおしおの状態で受付に向かうと、バイクの先生に遭遇。
「学科棟から見てたけど、クランクの時だけ下見すぎ!
 完全に苦手意識に負けてるよ」って。
見て下さってて、ありがとうございます。
はい、その通りです。
またしても、コーン見てました。そして、かなり真下向いてました…。


あぁ、また1から課題クリアしなきゃいけないのか…と完全に滅入る。


一緒に卒検受けた彼女は無事完走。
卒検の結果待ちのため、受付へ戻ってきたので、
お互い名前を呼ばれるまでの、待ち時間の雑談中。


「RPGで魔王の城に入る時って、その前の村でセーブするよね。
 卒検も、クランクの前でセーブできないかなぁ~
 次の時、そこからスタートさせてくれないかなぁ~」
なんて、バカな現実逃避を言ってたら
「あはは。それだとホントにゲームですね。」って女の子に笑いつつ諭された。


いえ、おばさん結構本気で思ってますよ~(笑
出来るものなら、本気でそうしたいですよ~(涙


次回の補講+検定、来週の金曜日に決定。
ただ、そこまでに時間が空くのがちょっと不安で、
自主的に検定前の木曜日に、1時間補講を追加で、予約と卒検申し込み。
1週間か~~ せっかく恐怖が薄れてきてるのに、またリセットされそう(汗


一緒にうけた子たちは、私が合格発表の前に帰ってしまったので確認できてないけど、
完走出来てたから、きっと合格のはず!


おめでとう!バイク生活楽しんで!!

おばさん、初めての卒検に挑戦する

7月19日(金) 21時間目


心配してた雨も降らず、中々の検定日和。
こんな時だけ天気予報当らないなんて…
いやいや、ここは「走りやすい」と、前向きに喜ぼう…(涙


ただ昨日の雨で路面が多少滑りやすいので、気をつけるように指示され、
予定通り2段階のみきわめ突入。


本日は第1段階のみきわめ時にお世話になった大型の先生。


昨日に引き続き「スピードが遅い!」「もう少し前を見る」「上半身が硬い!ハンドル抑えつけない」今まで言われてた注意点、フルコンプリート。あぁぁ…(* ̄□ ̄*;


昨日と比べたら、コケてないだけで「マシ」って程度。
出来てたことが、出来なくなるってなんか悲しい…。
そしてクランク、出口で脱輪。


何度か走行した後、最後の最後で、全課題クリアで完走したものの、
これみきわめ落ちるかも…と思ったら、「じゃ休憩の後、検定だから」と先生。
気が付けば、卒業検定となってしまいました。


大型先生、相変わらず、淡々と難題をもってこられる。
いえ、出来てたのだから難題の訳がないという事なんでしょうが…
こちらにとっては、今さらではありますが、あぁぁぁ…心の準備が~~~な状態。
もちろん、休憩どころではありません(劇汗




7月19日(金) 22時間目(卒検)


まったく心の休まらない状態で、学科棟受付へ。
卒検受付を行い、バイク準備室へ。
装備をつけて、まずは車で説明を受けながらコースを回る。


そして、ついに卒検開始。
「コースの指示はしますが、私はいないものと思ってください」と、無線から聞こえる検定の先生の声。


始まる~~あぁ、心臓バクバク。手が震える。
最初の合図(バイク横で手を挙げる)を忘れて、またがろうとし、
検定の先生から「落ち着いて~」と言われる。


ただ一つうれしかったのは、この時間、車の教習がなく、初めてのバイク専用道路!
私の走行で、皆さんに迷惑かけない道路。なんて素敵。
クラクション鳴らし放題(鳴らしちゃだめです


慣らし走行をし、いよいよ卒検スタート。
障害物回避→クリア
S字→クリア
1本橋→クリア
急制動→クリア
踏切→クリア
見通し確認→クリア
坂道発進→クリア
外周40km/h走行→クリア
スラローム→クリア


ここまで何とか無事にすぎ、あとはクランクだけ…



で、やらかしました。
出口で前後輪とも脱輪!!
1時間目最初の走行と同じ失敗。
あれは、これを予見してたのか!(違います


最後の課題だったのに~~~~~(心の中で大絶叫!!


無線から聞こえる「脱輪大。走行停止です」の声に、
バイク停止後、半泣きで検定車を振り返る。


降りてきた先生が
「片輪だけならねぇ、減点だったんだけどねぇ。両輪完全にコースアウトしてたね」と。


そう、コースはクランク出てから、右折。
気の早った私は、つい出口右側コーンを見てしまった。


もちろん私の視線どおり、コーンに向かって真っすぐにすすむバイク。
「あ!コーンにぶつかる」と、さらに右側(!!!)に、ハンドルを切る私。
私は曲がり角、右側コース外の草むらを、斜めに突っ切り、本線へ戻りました。
いわゆる、ショートカットです…orz
どんだけ、先に行きたかったんだと…(涙


終了地点に戻って採点簿見ながら
「1本橋が7.2秒、スラロームが9.3秒で、ちょっと減点位だったんだけどね」と先生。
明日、補講うけての卒検2回目チャレンジ決定です。
まだまだ練習が足りない。修業しろという神の声だと思って、がんばります…。


本音は?
また全ての課題をクリアしないといけないなんて…
胃が痛くて、正直ご飯も食べられません…(涙

おばさん、振り出しに戻る

7月18日(木) 18・19時間目


本日は、2コマ続けてシミュレーター。
初めての複数人でのシミュレーター講習。
いやはや、後ろから人に見られてるって、普段以上に緊張しますね(汗


シミュレータ乗って、なんとか無事走りだし、またしても当り屋(違)の女の子発見!
今回は、無事回避できました~。
もう、クリーニング代は払いません!(そもそも、道交法違反なんですけどね


が、終了時どうやってもニュートラルに入れられず、
散々ギアを上げ下げやった揚句、最終的に断念。
エンジン切って「ごめん、ローギアに入ってる」と次の青年にシミュレータを渡し、
先生に苦笑いされるという状態。


「ほ~い」と返事をした彼は、またがった後、かしゃんと楽々ニュートラルへ。
(* ̄□ ̄*; え??なぜ????


教習バイクの24号なら、普通にいれらるんですよ、ニュートラル。と心の中で言い訳。
いやはやへこむ…。


3人なので、とくに私の走行にはコメントなし…ほっとしたような残念なような。
一緒に受けた大型教習の方の走行をモデルに、危険回避の説明を受ける。


今まで気づいてなかったことがたくさんあったけど、何より驚いたのは、対向車からバイクがすごく小さく見えるってこと。


車の運転歴30年だけど、今まで全く気にしたことがなかった!


「バイクに乗る服装は、目立った方がいい」と先輩が言ってたこと、改めて実感。
相手に見せるってことも、事故防止につながるんですね。


この後、昭和の香り漂う二人乗り等々のビデオを見て、実車教習です。



7月18日(木) 20時間目


3コマ目。ついに雨天時の教習を初体験。


前の時間走ってた人に聞きまくる私。
「すべります?」
皆さん「そんな変わらないですよ~」と言われるが、やはり怖い。


「すべる(んじゃないか)」の恐怖が先にたって、全くアクセル開けず…


今まで渡れてた1本橋も、落下。
S字もうまく入れず転倒。
クランクも出口で転倒。
スラローム、コーンに突っ込み引き倒す。
曲がり角曲がり切れず、草むらに突っこみ、
先生に「何やったの??」と聞かれ
「曲がれませんでした…」と私。
今までの10数時間は何だったのか?
まったく何もできない状態で、タイムアップ。


教習終わり、「ありがとうございました~お疲れ様です~」と、
へこんだ状態を笑顔のあいさつでごまかし、バイク準備室を後に…


「すべる恐怖が…」とか言ってるけど、
ホントはこれが実力なんじゃないだろうか…
バイクに乗ってはいけない人間なんじゃないだろうか…と、完全に自己嫌悪のネガティブモード突入。


スケジュール通りなら、明日は卒検予定。
天気予報は、雨。
卒検、豪雨で中止にならないかなと、つい…祈ってしまった。