おばさん、普通二輪免許取得する

50歳を前に普通二輪免許取得するまでと、それからの日記

おばさん、1本橋を渡る?

7/4(木) 5時間目


2コマ目、1本橋(平均台)。S字。クランクの練習に入る。
とにかく難しいと、噂にきく一本橋。
今回「おばさん、1本橋を渡る?」というタイトルですが、
結果から言いますと…1度も渡りきれませんでした(涙



スタートした2コマ目。まずは8の字の練習。


「視線を進む方向に合わせて。もっと視線は中の方!」
「フットブレーキを使って!だめ!前ブレーキに手をかけない」
先生が指示をしてくれるけど、
どうしよう、全くうまく回れない…
どうやってもどんどん膨らんでいく。


「視線だよ~視線。バイクは見てるほうに進む乗り物です」
と、先生には言われるが、怖すぎて内側が見られない。


なんとか半クラで回ったあと、ついに1本橋へ。


「ローギアのままで、前を見て走ってみましょう~」
お手本である先生の背中を穴があくほど見つめ、いよいよスタート。


1回目 走りだしから落下。まったく走れず。
スタート→ふらふら乗る→そのまま落下。


橋の横をそそくさと走りぬけて、先生の後ろへ。
先生は落下には触れず「じゃ、S字に行きます。すぐセカンドに入れてね」と。
走りだしたと同時に、セカンドへギアをあげ、S字へ突入。
「とにかく前ブレーキは掛けない」
と、8の字の時に先生に言われたことを
呪文のようにぶつぶつ唱え、半クラで何とかクリア。
つづいてクランクへ。こちらも呪文を唱えながら、なんとかぎりぎり成功。
ほっとしたのもつかの間、そのまま1本橋へ。


2回目 一本橋。「前をみて!」「上半身の力を抜いて!」と言われるも、
1本橋に乗った直後に落下する。脇を走り抜け、続けてS字へ。
亀のようなスピードでぬるぬる進む。
あまりの遅さについにバイクがエンスト。
左へ倒れかけ、必死に左足でバイクを支える。ほ…何とかこらえられた。
深呼吸して、エンジンかけて再スタート。
クランクを通りぬけ、1本橋へ。


3回目 一本橋。やはり即効落下。
先ほどエンストしたところで、またしてもバランスを崩し、右側へバイクを倒す。
必死に引き起す。が、全く起せません。びくともしません。
駆けつけた先生の力を借りて立て直し、再スタート。


さて4回目 一本橋 真ん中あたりで左側に落下。
同時に、ぐらっと身体とバイクのバランスがくずれた…
と、気が付けば、左側にバイクと共に転倒してました。
痛さを感じる余裕もなく、先生と共にバイクを引き起こす。


ここまででタイムアップ。
教習終了。本日はバイクを倒してばかり。そして初めて自分も転んだ。
今まで以上にへこむ…。
バイク準備室で先生から「明日は、シミュレーター」と、告げられる。


これは通常の流れ?
それとも補講的なやつかと不安になり、胃が痛い…

おばさん、加速と格闘する

7/4(木) 4時間目


1日空いたので、乗り方を覚えてるのか?と心配からスタート。
本日1コマ目は、ウィンカーを出して進路変更、右折・左折。信号機での停止。一時停止の練習。そして急制動との事。


深呼吸して気合をいれて、えいやっとバイクをまたがりエンジン始動。
よかった。一度もエンストせずに走りだせた。
ただ、進路変更の操作でいっぱいいっぱいの私は、ウィンカー戻すのを忘れ、何度も先生に注意される。
操作間違えて、クラクション何度も鳴らす。
バイク専用コースではないので、学生さん達の教習車も走ってるエリア。
唐突に響き渡るバイクのクラクションで、びくっとさせて、ごめんなさい。


なんとか先生について教習所内を走り続け、つづいて急制動の練習へ。
実は私ここまで、フットブレーキの存在を忘れてました。
多分一度も踏んでないというか、足をのせてすらなかったと思います。
ただ、スピードもろくに出せてないので、エンジンと前のみのブレーキでここまで何とか止まれてきてました。自転車と一緒です(汗


改めて先生から説明を受ける。
「ここからあのコーンあたりまで一気に加速して、前輪がコーンの横に来たら前と後ろで、じわ~っとブレーキ掛けてね。くれぐれも前ブレーキを、急激に握らないように。じゃ、まずは後ろに乗って」
促され先生の後ろにまたがる。


初めてのタンデムです。そしておばさん、両手の置き場に困った。
やはりこれは、腰に手をまわすのが正しいのか?
いや、間違ってた場合、先生も困るだろう…。
で、結局「先生、手はどこに置いたらいいですか?」と聞いた。
「肩を掴んでたらいいよ」と言っていただき、先生の両肩に手を載せ、フォークダンス のジェンカ状態で加速スタート。


速い!今まで自分では体験したことない速さ。
うあ~っとなってるうちに、コーン横でブレーキ。
見事にバイクが止まった。う~~ん、スムーズで美しい。思わずため息がでる。
「今のが、40km/hでの急制動。初めてだから、とりあえず30km/hで停止を目指そうか」
「はい」と返事をして、バイクに乗りスタート位置へ。ローから2速へ。
あ、無理だ、間にあわない。3速まで上げられない。
指定箇所に来てしまったので、ブレーキ。


初めて意識して掛けたフットブレーキは、脚の置き位置が悪く、空振り。
何とかエンジンブレーキとハンドブレーキのみで停止。
30km/hに足りないどころか、20km/hも出てないとのこと。あぁ、遅い…。
フットブレーキの位置を再度確かめ、スタート位置へ。
そして、ひたすら繰り返す急制動。
とにかく加速に慣れないと…。


何とか30km/hぎり出たくらいまで来た5本目で「最後は速度でてたかな。まぁ、とにかく加速に慣れるしかないね」で、本日1コマ目終了です。
ただ「ブレーキのかけ方は、いい感じですね」とお褒めの言葉をいただいた。


かなりうれしいが…
次の時間、ついに1本橋、S字、クランクがスタートします。

おばさん、バイクで外周を回る

7/2(火) 3時間目


出来るだけ、詰め込んで取り行った方がいいという先輩のアドバイスに従い、
取れる時は2コマ予約してました。
ですので、やっと走り出せた1コマ目が終わり、10分の休憩の後、
次の乗車が始まります。
バイク教習準備室に戻って、手袋をはずそうとした時に気づいた。



=ここからちょっと汗話入ります。汚いお話ですいません。=
ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ)



ものすごい手汗だよ、自分(笑
まさかの、グローブがびっちょり…orz
普段ほとんど汗かかないのに、どんだけ緊張してるのかと…。


ちなみに、私が通っていた教習所はグローブを借りることもできますが、
色々考えて、今回思い切って購入することにしました。


最初に調べて思った事。「いろんな種類がありすぎる…」
国内メーカーから海外製から、とにかく種類がいっぱいありすぎて、よくわかりません。
そして、私でも知ってる有名どころのグローブだと、結構いいお値段。
品質や安全性も保証されているとはいえ、すいません。こんなに高いの買えません状態(涙
かといって、大切な手を守ってくれるグローブ。
安かろうで選ぶのは、やっぱり不安…。
だって、間違いなく転びますから!!ということで、先輩に相談したところ、
こちらを教えてくれました。
ワークマン。PG01 プロテクショングローブ。

(出典:ワークマンオンラインストア)



しっかりと手の甲も保護してくれて、柔らかくて、よかったです。
まぁ、この後このグローブを乾かすことに必死になるとは、思いもよりませんでしたが…


もちろん、10分やそこらの休憩で乾くほどの状態ではなく、
2コマ続けて乗る時は、なかなかのひんやり感でした。
(汚くてすいません…ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ)


さて、手汗どころか、緊張もほぐれるわけもない10分休憩も終わり、
先生に促されバイク置き場へ。
いっぱいいっぱいのあまり、スタンドはずさずバイクにまたがり、
先生の「乗る順番がちがうよ~」チェックからスタート。
しかし、やっぱりスタンドはずして、バイクにまたがる時は、超緊張する。
(この緊張感は最後まで、ほとんど解消されませんでした)


1コマ目での先生に多大な苦労をおかけした結果、とりあえず両足を出さずに走りだせるようになった私。
2コマ目の目標は、ギアチェンジ。
最後4速まで入れることを目指し、ひたすら外周ぐるぐる練習。


が、やはり怖くてアクセルが開けない。先生に置いていかれる~~。
私、今何速で走ってるの??
あ、カーブ前、ギア落とさないとで、シフトダウンして、
クラッチ離した瞬間、バイクがぐおぉぉぉん!うわ!すごい負荷!!
はい、ローギアまで落としてました。
あわてて、2速に変更して、おたおたよろよろ…。
そんな状態で、ひたすら外周ぐるぐる。
ただ、やっぱり何周もしてると、気が付けばなんとか、直線で確実に4速まであげて走れるように。


やった~と少し出てきた余裕で、メーター見るとでも25km/hそこそこ…
車の免許はMTの私。
知ってます。この速度は4速に入れていい速度ではありません。
ガーン…もっと出てると思ったのに!!!
そして、ここで2時間目終了。


誰だよ、簡単にバイクなら林道や農道走れるって考えてた人。
私です。ホント、物知らずですいません。


ただ、とりあえず初日は転倒もなく、無事終了。ありがとうございました。


明日は1日休んで、明後日乗車です。