おばさん、普通二輪免許取得する

50歳を前に普通二輪免許取得するまでと、それからの日記

おばさん、ついに相棒と共に走りだす?

ターゲットを決め、前向きに進み続けた結果!
トリッカーの微調整等々を行い、納車日が決定。


そして、ついに迎えた納車前日。
天気予報では、明日の天気は上々。
心配していた雨もないようで、
よぉ~~し、明日はレッドバロンさんから、バイクでビューンと自宅まで…


ビューンと…


ビューンと?


ビューンと!!!?????
「え?公道走るの?私?」!!!!!
今さら、今さらですが、気が付いてしまいました。


ワタシ、メンキョヲトッテカラ、イチドモエンジンノカカッタバイクニマタガッテマセンヨ?※私、免許を取ってから、一度もエンジンのかかったバイクにまたがってませんよ?


とはいえ、持って帰らないとなので、帰宅経路を考えます。
ご当地のレッドバロンの立地。
出入り口は2か所。表口と裏口。


表口は、主要幹線道路に面していて、
片側2車線を、結構なスピードで車が行きかっております。
しかも2車線道路のため、帰宅には遠回りになり、この路線は却下。
そうなると、選択肢は裏口。
こちらは郊外型の店舗らしく、少し移動すれば広めの道路。
さらに交通量は少なく、バイク初心者でも非常に走りやすいはず。


が、この「少し移動すれば」が曲者…(私的にですが…


なんと細い下り坂のクランクなんですよぉぉぉぉ!
またか!卒業してもなお、私を苦しめるのか、クランク!!
などと、クランク憎しで、道路に言いがかりをつけても仕方ないのですが、
仕様として店舗から出るのに、90度曲がるといきなり短い下り坂。
下り坂の先が、T字路交差点。
そのT字路を左折して、やっと広い道路へ…
そこまでの車幅はすべて、車1台通れるくらい。


これは…これは…まったくもって自信がない…
でも、バイクは持って帰らねば…


さんざん悩んだ結果、納車当日。
先輩と、先輩のヘルメットを積んだ車で
意気揚々と、レッドバロンへれっつご~!
えぇ、自分で乗って帰る選択肢を排除しました!!( ̄^ ̄ゞ


来店時間をお伝えしてたので、トリッカーはお店の前に出して下さってました。
わ~いと言いながら、まずは写真をぱしゃぱしゃ。


スタッフさんから、鍵をいただき、キャブ車の取扱説明を色々聞いたのち、
いよいよ出発です。
※そうなんです。古いバイクなのでキャブ車です。

先輩が、車からヘルメットを持ってきます。
「ん??????」って顔で、バイクにまたがる先輩と私を見比べるスタッフさん。

「まだ自信ないんで、代行頼みました」とにこやかに私。
「ぶはっ!!!!!」って、派手に吹き出さなくてもいいじゃない、スタッフさん…(涙
エンジンかけて「じゃ!」と颯爽とトリッカーで走りだす先輩。
「ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。」とスタッフさんにお礼をいい、で店を後にする私。

スタッフさんが「ありがとうございました~~」と言いつつ、笑いをかみ殺してたのを、見逃さなかったよ…。
でもねクランクだよ…トラウマだよ…しかも下り坂なんて初手からハードル高いよ…

察しの良い皆様は、お気づきの事だったと思いますが、
タイトルに「?」が付いてるのは、こんな体たらくな理由。

初走行は共に走り出せませんでしたが、
ついについに、相棒を手に入れちゃいました!!!
※納車のへたれ具合には、目をつぶってください…


ついにやってきた相棒。
乗らないと始らないので、そのまま自宅近くの車の来ない広場に行って、
やっと初運転です。


トリッカー、すんごい軽い!!!!
体感CBの半分(言いすぎです
でも、軽いバイクがこんなにも、取り回ししやすいなんて!!!
ひゃっは~~~楽々8の字も書けるよ~~!!!
なんて、はしゃいでたら先輩が一言。
「スピード遅いなぁ」だって…


うぅぅぅ… 今まで、瞬間40km/hの世界しか知りませんから…
これから、がんばります!!


命名:トリ爺です。


これからおばさんとのお付き合い、よろしくお願いいたします。
楽しく、がんばろうね~~

おばさん、ターゲットに出逢う

セロ―のハードル(シートだけじゃなくて)の高さに、涙したおばさんですが、

なかなかこれぞと思うバイクに出会えず、悶々とした日々を過ごしていた、ある日のことです。

「バイクの免許取った」と自慢がてら、
先輩と先輩のバイク仲間の元へ。
お持ちのバイクを見せていただいたところ、なんとヤマハのオフロード。

「あれ?セロ―!!!!」と思ったけど、ん?なんだかちょっと違う…?
「これ?セロ―?」
「違うよ、トリッカー」と。


ヤマハ トリッカー。セロ―の弟分と言われるらしい。
道理で似てるね!!
一目ぼれしたセロ―と同じ、オレンジのカラーリングが、やっぱりかわいい。


ヤマハ トリッカー

(出典:ヤマハ発動機)


そして、あんなにあこがれたオレンジセロ―と、見間違う自分にがっくりしつつ、
やっぱりセロ―とトリッカーの違いがよくわからない私のために(笑)
愛しのセロ―様の画像も貼ってみます。

ヤマハ  セロ―

(出典:ヤマハ発動機)


違いわかります?
向きが違うというのは無しですよ~~(笑


こうやって比べると、確かに違うのわかりますね。
トリッカーを見ると、細くてかわいいと思ってたセロ―の方が、がっしりして見えます。
さすが、頼れるセロ―兄貴です。


さらに、仕様をば、ぺたぺた。
全長/全幅/全高
■セロ―  → 2,100mm/805mm/1,160mm
■トリッカー→ 1,980mm/800mm/1,145mm
全体的に小柄です。


シート高
■セロ―  → 830mm
■トリッカー→ 810mm 
この20mmは、大きいです。


車輛総重量
■セロ―  → 133kg
■トリッカー→ 127kg
教習車に比べて軽く感じたセロ―より、さらに軽いです。



遠慮なく、またがらせていただきました。
まだ新車とのことで、ドキドキではありますが、
新車バイクの!安全を考慮し(笑)バイクの左右側に、先輩とご友人を配置。
私がやらかすかもしれない、まさかの事態に備えます。


横に立った瞬間に、シートの高さがセロ―と違う気が…
なんとなくこれは行けそうな気がする私。
予感を信じて、今回はちょっと強気にまたがってみます。
またがった感触は?
まだスタンドで立ってて、片足だけど…あれ?なんだか、セロ―より足が楽な気がする?
そして、えいやっとバイクを起します。わ!!!!セロ―より軽い気がする!で…






立った!立った!トリッカーが立った!
えぇ!足付きもばっちりです。
もちろん、足の裏がべたっと付くわけではないですが、
足先が曲げられる位につくので、バレリーナ状態のセロ―と比べても安定感半端ない。
さらに、トリッカーの方がシート幅が細い分、足付きがいいらしいと聞いて、
調子に乗って、スタンドもはずしてみます。
わ~~い!普通に立ててるよ、私!


お二人に、ヘルメット貸すから駐車場走ってみたらと言われましたが、
さすがにそれは…(汗
「回り切れずに駐車中の車に衝突。さらに転倒して新車のバイクを破壊。
 全員が不幸になる結果しか見えないので、遠慮します」
と、かたくなにご辞退させていただきました。
他の方の愛車に乗るなんて、無理無理無理無理!無理で~~~す!


乙女心と秋の空…
おばさんが乙女かどうかは置いておいて、すっかり心変わりです。
あ、でもいつかは乗りたいと思ってますよと言い訳しつつ…
ターゲットをセロ―からトリッカーへ変更だと、その足でレッドバロンさんへGO!
もんもんとしている間に「やっぱり、新車はもったいない」という結論に達したので、
中古一択。


ありましたよ!レッドバロンさんに、中古のトリッカー!!!
店員さんに聞いたら、先日入ってきたばかりとのこと。
2007年生まれの12年選手ではありますが、大事に保管されてた様で、
さびも少なく、ぱっと見の状態はとってもきれい!
シルバーベースの渋いトリッカー。
念のため、またがった感じも、ばっちり。
あのかわいいオレンジ色にはひかれますが、全く同じバイクと言うのもあれですし…
さらに諸々の条件と合わせて、難しいということで…


早速、シルバートリッカーの見積もりいただいて、前向きに検討に入ります。



ちなみに先輩が私にトリッカーを薦めなかった理由は
「同じバイクじゃ、おもしろ味がないかと思って」だそうです。
あ~確かにわかる気はする…
同じオレンジは(中古があったとしても)、さすがに選べないし。


ただ最終的には、ほぼ選んでしまったような結果に…
いやはや、芸がなくてすいません…
ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ

おばさん、バイク屋さんデビューする

今まで用事もなければ、行ってみようとも思わなかったバイク屋さん。
ついにデビューする日がやってまいりました。


通勤路にあるので、毎日車で前を通っていた「レッドバロン」
こちらには、大手販売店さんは、ほぼ無し(私が知らないだけだったら、ごめんなさい
いわゆる、近所のバイク屋さんがある程度(私が知らないだけだったら、ごめんなさい
初心者が一人で来店するには、中々にハードルが高いです。


そこへ、バイクの先輩からの「レッドバロン同行」お誘いは、渡りに船!
しかも、バイクに詳しい方と一緒に行けば、お店の人に何か言われても、何とかなりそう! などという、最初から他力本願なスタンスで、デビューを迎えることとなりました。


業務終わりの夕方、夏の陽は長く、まだまだ明るい7月後半の日。
車で、レッドバロンへGO!


駐車場から店舗入り口から、バイクバイクバイク バイクだらけです。(当たり前
所狭しと並ぶバイクをよけつつ、店内に入ります。
先輩は、早速店員さんと本日の要件を話しはじめたので、一人で店内をぶらぶら。


「でかい!なに?これ?他のとサイズ違いすぎ。まさに黒王号か?(北斗の拳 参照)」
「うわぁ~!高!高級車買えるよ、これ!」
「ひぃ~~、どうやって運転するんだ。このハンドル」などとぶつぶつ言いつつ、くるっと半周ぐらい回ったところで、目がとまった。


白のメインカラーに、映えるオレンジ。
スリムなボディーは、間違いなくオフロード。
商品にぶつからないよう気をつけて、大急ぎで近づきます。





出会ってしまいました。ヤマハの「セロー250」

(出典:ヤマハ発動機)


うぁ~~かわいいぃぃぃぃ~
完全に目が釘付けです。


しかも、レッドバロンには中古しかないと思いこんでたけど、なんと新車。
中々にいいお値段。
あ~バイクって高いんだ…(そこから?


と、いつの間にか、先輩と店員さんが横に来てた。
色々考えつつ、セロ―を見つめる私に
「またいでみられます?」と店員さん。
「え?いいんですか?」買えなくても、またぐぐらいなら!と、目を輝かせる私。


店員さんは、セロ―を広いところまで移動させ、ささ、どうぞと…
もちろん転倒防止のため、スタンドは出したまま。
万が一のために、先輩は右側に、スタンバイ(笑
そして、ハンドルを握り、ワクワクしながら、さっそうとまたがる私。






あれ?足が?届かないよ?片足なのに?ぎりぎりだよ?
(衝撃のあまり、音声が遅れて聞こえてきてます


「教習通ってるんだろ?早く立ててみ」と無情な先輩の声。
「無理無理無理無理~~~!」無理がゲシュタルト崩壊しそうな私。
地面を蹴ることすら難しい…だって足ぎりぎりだし…だって商品だし…
「スタンド立ててあるし、こっちにいるから、地面を蹴れ!」とスパルタな先輩。


どうしようと、店員さんを見ると「どうぞ」と、誰も助けてくれない様子。


これは立てないと終わらないと意を決して、うりゃっと蹴ると、
思いのほか軽々と立ち上がった。
教習バイクとの重さの違いに、びっくり!
そして、足は超つま先立ち。とりあえず付いてるだけ…。
しばしバレリーナのようにつま先でセロ―を支えながら、思いました。
「うん。無理」


そっと左に荷重をかけ、スタンドに預けて、バイクを降りる。


横に立って、シートと足の長さを比べてる私に、とどめの一言
「ま、届かないのわかってたけどな」と先輩。
うぅ…バイクによってこんなにも高さが違うなんて…
あ、いつも教習で履いてる5cm底上げだったら…いや、それでも無理だろう…
店員さんは「ローダウンも出来ますよ」と言ってくれたけど…
取り合えず、中古も探してもらう事にして、お店を後にしましたが…


絶対こけるしなぁ~
私みたいな奴に、新車はもったいないよなぁ~
YZF-R3の彼も、中古だって言ってたよなぁ~
何より(価格が)高いよなぁ~
あぁ、オレンジかわいいなぁ~の延々ループの状態です。