おばさん、普通二輪免許取得する

50歳を前に普通二輪免許取得するまでと、それからの日記

おばさん、普通二輪の免許にチャレンジすることを決意。

7/26(金)大安吉日。
普通二輪免許をなんとか無事、取得しました。


リアルタイムでブログを書かなかった理由。それは「卒業できないかもしれない」というヘタレなカッコ悪い理由。
「入校しました!」でスタートし、「あきらめました」になるブログにはしたくない。
なら絶対卒業すればいいじゃない!でも卒業できないかもしれないじゃない…と逡巡した結果、受かってから書くという、逆になんとも言えないブログに。
出落ち感たっぷりの「取りました!」で始まるブログですが、教習中は挫折感にまみれながら、ホントがんばりました。そんなおばさんががんばった姿が、今後何かにチャレンジされる方の励みや、自分もやれるかも?的な安心感の一つにでもなればと、記させていただきます。


まずは、なぜ取得を決意したかの話。
もともと山道、広域農道大好き。車の免許取り立てのころから、見知らぬ道を道路標識と勘だけを頼りにふらつくこと気が付けば30年。
私の「そこに農道があれば走ってみたくなるじゃない」の主張に対し、友人から「農道変態」の称号をいただきました。
仕事半分・趣味半分のカメラ片手にふらふらとドライブしてるうちに、行動範囲内の車の通れる道は、ほぼほぼ網羅。
もちろん、知ってる道でも走るのは楽しい。でも、新しい道を走ってみたい。
「うわ!ここに抜けられるんだ!」の喜びが欲しい。
が、そうなると選択肢はさらに細い道になる。


正直、車だと行き先のわからない細い道は怖い。
地図では通り抜けられるようになってるけど、もし通り抜けられなかった場合、Uターンはできるのだろうか?崩落とか大丈夫だろうか?
もちろん行かないという選択肢はあるけど、やっぱり行ってみたい気持ちも抑えられないし…の折衷案に、バイクならUターンもしやすいんじゃない?という安直なアイデアが浮かぶ。
周りにもバイク乗りの諸先輩方がおられる。みんな楽しそう。
ただ、スクーターにも1度しか乗ったことない自分がバイクなんて、全く現実的じゃないよなぁ~なんて思ってた。


そんなさなか、世の中は10連休のGW。原因不明のアナフィラキシーショックをおこし、救急病院へ。幸い大したことはなかったんですが、人っていつ何時、何事があるのかわからないってことを思い知った。
そのうちやるからってやらなかったら、やらないんじゃなくて、できなくなる可能性もあるんだって。


バイクの免許を取る。これは私のわがままなんだと思う。家族は心配して反対するだろう。でもやってみたいって、強く思うようになった。
が、自分の性格上、衝動的な可能性も否めないので、月が変わっても、やっぱり取りたいって思い続けてたら、それはきっと本気なんだと、逆に免許の事を考えないようにして過ごし、気が付けば6月半ば。
自分に改めて問う「免許取りたい?」答えは「やってみたい」
はい。入校を決意しました。


ただ、根が小心者。自動車学校の受付でえ?って顔されるんじゃないか、入校自体断られるんじゃないか?とドキドキしながら学校へ。
こちらのビクビクをよそに、窓口の女性は特に気にする風もなく、笑顔で入校手続きが進む。
スムーズにいきすぎて「大丈夫なの?私、ホントに入っていいの?」と逆に不安に。
最後に「大変だと思いますが、がんばってくださいね」と手続きを終了し、あっけなくチャレンジがスタート。
一番最初は、適性検査と告げられ、来校時間を確認し、入学手続き終了。



6/28(金) 1時間目
適性検査当日。受付へ向かう。
土地柄、自分の車がないと移動手段がほとんどない田舎住み。
基本、高校卒業と同時、もしくは大学に入ってから免許を取る人が多いため、私のような年齢での来校者は、いささか目立つ。
周りから浮きまくり。「この人何?」「何しに来たの?」「保護者?モンペ??」的な視線しか感じない (完全に被害妄想…
勝手にアウェー感を感じつつ、適性検査室へ入室。もちろん周りは全て大学生。
あぁ緊張する。
緊張しまくって、1時間。無事適性検査終了。結果は???


B判定!これって、いいのかな?大丈夫なのかな?
コメント欄にある「考え事をしながら走らないようにしましょう」の文字が目に入る。あ、これ、自動車免許の時にも言われた記憶がある。
あれからもう何十年もたってるのに、変わらない自分に笑ってしまった。


次回はいよいよ実車です。