おばさん、普通二輪免許取得する

50歳を前に普通二輪免許取得するまでと、それからの日記

おばさん、バイクを夢見る

みなさま、お住まいの地域は、雨は大丈夫でしょうか?
こちらも、そこそこの降雨となりつつあります。
夜を迎えますので、くれぐれもお気を付け下さい。
ペコリ(o_ _)o))


さて、リアルタイムのブログを…なんて大風呂敷を広げておいて
この体たらく… すいません。
ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ


無事免許も取得し、次はリアルタイムのバイクの話でもと思ったのですが
ちょこっとだけ、昔話が続きます。


自動車学校に通っていた時のお話です。
バイク免許は「バイクの免許が欲しい!」と、明確な思いを持って入校されるはず。
中には「このバイクに乗りたいから、免許を取りに行く」と最終目標をかかげて、
通っておられる方も多いと思います。


で、私の場合がどうだったのかというと…
「農道・林道を走りたい」(初回ブログ参照)が目標だったので、
心はどちらかというと、オフロードに傾いてました。が、いかんせん無知…
黄緑のバイクは、カワサキのバイク!程度の知識です(多分、間違ってます
ネットなどでたまに見てても、バイクの種類がよくわからず、
「これ、かわいいなぁ」(初丸基準)的な感想でしかありませんでした。


私が通っていた時期は、夏休み前だったので生徒さんが少なく、
同じ時間帯に、他の教習生さんと一緒になる事が少なかったのですが、
同じ方向を向いて進んでいる教習生さんですから、たまに会えばやはりバイクの話。


教習も終盤。そろそろ終わりが見えてきた頃。
私と若者お二人で、たまたま休憩時間が同じになり3人で会話。
若者A「ぼくね、ついにバイク注文しました!」
若者B「え!マジで?何買ったの?」
若者A「YZF-R3 もちろん中古ですよ」
若者B「いいなぁ~。自分、今回教習で乗ってみて CB400いいなぁって思い始めたわ」
若者A「あ、いいですよねぇ~CB400」


そんな若者二人の会話を、いやぁ~なごむわ~かわいいわぁ~なんて、
おばさんモード全開で、にこにこして聞いてたら
「で、初丸さんは?」と突然話題がこちらへ!


「まだ決めてないけど、オフロードの250くらいかなぁ~」なんてぼそっと。
だって、車種よくわかってませんもん(だめだめです
二人「お~オフロード!で、車種は?」
私「まだ決めてなくて…。教習次第では125になるかも?」
二人「え?せっかく普通に通ってるのに?もったいないですよ~~オフロードも色々ありますから。また教えてくださいね」で、休憩終了。


そうか~みんな欲しいバイクを思い浮かべながら通ってるんだなぁ~と、今さらしみじみ。
毎日の教習でぜぃぜぃ言ってる私は、最終目標が「免許取得」になってきてて、
次の事見えてないなぁ~って、なんとなくさみしくなってきた。


よし!バイクを色々見てみよう!どうせならネットじゃなくて、実車がいいなぁなんて思ってところ、バイクの先輩が「レッドバロンに行くけど、行く?」と!!


次回、初バイク屋さんです!レッドバロンデビューします!

おばさん、普通二輪免許取得する

教習ブログ最後の記事も、出落ち感たっぷりのタイトルでしめてみました (笑
大どんでん返しはありませんので、安心してお読みください。ペコリ(o_ _)o))


7月26日(金) 26時間目


梅雨も明け、快晴の金曜日。
大安吉日!しかもめざまし星占いが1位でした!(笑
3度目の正直を期待して、卒検に挑みます。
あ、その前に補講です。( ̄^ ̄ゞ


本日も昨日にひきつづき、8の字先生。
外周を2周で、本日も8の字かと思いきや、いきなり発着点へ。
「では、今日の卒検コースを走ります。後ろから指示しますので走ってください」
外周→障害物回避→S字→スラローム→踏切→見通し確認→一本橋→急制動→クランク→外周40km/h走行→坂道発進!!


う…やばい。これ前回もやったけど、苦手なコース…。
(じゃ、得意があるの?と聞かれたら、ありませんと即答ですが…
このコース、クランクに入るのが、本線道路から左折後、すぐに左折。
つまり狭い場所で、Uターンに近い角度で回らないとクランクに入れない。
小さく回るのが苦手は私には、クランクに入るところからハードルが高い。


外周→障害物回避→S字→スラローム→踏切→見通し確認→一本橋→急制動→クリア。
そしてクランク。


天敵のクランク。
コース走行1回目。なんとかぎりぎり通れた。
コース走行2回目。出口でまさかのエンスト。バイクを左側へ倒す。
コース走行3回目。なんとかクリア。
あら?やばい、なんか行ける気がしない…
この後、先生はタイムアップまでずっとクランクを練習させてくれた。


教習終わって、いつもなら「はい。お疲れさん」と、すっとバイク準備室を出ていく8の字先生が、ドアの前で振返って一言。


「上半身の力を抜く。腕はハンドルの動きに任せて押さえつけない。ニーグリップはしっかりと。前を見て走る。それだけだよ」
「はい!」アドバイスに心の中で最敬礼です。


最後の最後まで、ありがとうございます。



7月26日(金) 27時間目(卒検)


10分間の休憩ですが、落ち着かない私は、卒検受付のため、早めに学科棟へ。
窓口の女性からも応援をいただき、受付をして検定の先生を待つ。
どうやら本日の検定は私一人らしい。緊張がひしひしこみ上げる。


休憩で外に出てた8の字先生が学科棟へ戻ってこられ、私を見ながら肩をあげさげして、腕をぐるぐる。
力を抜けと言われたと気づき、大きくうなづいて肩を動かす。


受付前に座る私をみつけた他の先生も、
「今から卒検?昨日頑張っての見てた。さっきもがんばってたね!
大丈夫。出来てたから、安心して行ってきて!」と声をかけてくれる。
なんだかもうすでにね、皆さんの優しさでね、おばさん泣きそうですよ。
心配かけてごめんなさい。不出来なおばさんで、ホントにすいません。
ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ


検定の先生に名前を呼ばれ、バイク準備室へ。やはり私一人のよう。
「何にひっかかったの?」今までの卒検失敗の原因を聞かれる。
「2回ともクランクです」
「あ~~~クランクかぁ。あいつかぁ~」先生の冗談っぽい口ぶりに、緊張がほぐれ、思わず笑いがこぼれた。
優しそうな先生で少しほっとする。
気を使っていただいて、ありがとうございます。


「じゃ、準備出来たら、一度車でコース回ろうか」
「はい!」一式準備して、車に乗り込む。
外周→障害物回避→S字→スラローム→踏切→見通し確認→一本橋→急制動→説明を聞きつつ、コースを進む。


と、クランクの前で先生が
「はい、ここでクランク。こいつだな!とりあえず通りやすくなるように"念"でも送っておこうか」と。
「はい!広がった気がします(笑」天敵のクランクを見つめながら、次へ進む。
「今日は風が強いから、気をつけてね」
快晴なのはうれしいけど、台風の影響か結構な強風。
特に急制動と直線40km/hは、特に気をつけるように言われ、
最後の坂道発進の説明を受け、いよいよ発着点へ。


「準備が出来たら、手を挙げてスタートしてね」
手を挙げて、バイクにまたがろうとしてっと、スタンドはずしてなかったよ…私…orz
改めてスタンドはずして、バイクにまたがる。忘れずに、ミラーの確認。


エンジンON。ローギアにいれて方向指示器。
左右の確認をして、いよいよスタート。


障害物回避→S字→クリア。
スラローム→無事クリア。タイム見る余裕はありません(笑
踏切前での一時停止→見通し確認→クリア。
一本橋→腕の力抜いて、ぐらぐらぐらぐら。
遠くを見て、できるだけゆっくり…。クリア。
急制動→横風強い。うわぁ~バイクが揺れる。
身体を低くして、40km/h到達確認。コーンの横でブレーキ。クリア。
いよいよ…奴へ向かう。
セーブは?あ、できませんよね(汗


クランク入口まずは、本線道路からの左折。
手が震える… 心臓がバクバク言ってるのがわかる。
ここ最近の人生で、こんなに緊張したことってあっただろうか?


出来る限り小さく回り、無事クランク入口へ到達。
ライン取りを頭に思い浮かべ、進む方向を見る。
できるだけ腕の力を抜いて、半クラ、ニーグリップ。
危なくなったらゆっくりフットブレーキ。
落ち着け…練習では出来てた…大丈夫…大丈夫…。
!!!!無事出口に到着~~~~!!!!


あとは40km/hと坂道発進。
強風の向かい風におびえながら、4速まで入れて40km/hクリア。
そして最後の坂道発進。
ぎゃ!まさかのエンスト。
あわててハンドブレーキ握って、下がることなくバイクは止まった。
深呼吸してフットブレーキ再度確認。
最初は存在すら認識してなかった、フットブレーキ(笑
うん、大丈夫踏んでる。バイクの停止は君に任せた。
そっと前ブレーキを離す。エンジンをかけ直して、アクセルを開く。
クラッチを少しずつ離す。音が変わった。バイクが少し前に出る。
フットブレーキはずして、クラッチ完全に繋いで、一気に登りきる。クリア!


下り坂、あははははは…手が震えてるよ。
実はヘルメットの中で、もうすでに半泣き。


信号を右に曲がったら、発着点。終わる。あぁ、やっと終われる。
発着点に入ったら、ギアをニュートラル。
エンジン切って、バイクを降りたら手を挙げて、先生の車を振返る。


先生がうなづくのを見て、ほっとして足の力が抜けた。
うわ…やばい…涙が出た。かっこわるい…。
でも、初めての検定完走。うれしいよぉ…。


先生が車から降りてこられる。
「完走おめでとう。これから採点するので装備を外して、受付前で待っててください」
なんとか涙を止め、鼻をすすりながら(笑)先生に返事。


片付のためバイク準備室へ向かう途中、大型先生にあった。
「どうだった?」「完走できました」「そうかできたか!お疲れさん。大丈夫だよ」と声をかけてもらう。
準備室に入り、手袋外したら、見てわかるくらい手が震えてた(笑
力の入らない手で、なんとか装備を外して受けうつけ前へ。


時間がかかるかと思ったら、すぐに事務の方に呼ばれた。
「おめでとう。合格です」「あぁぁぁぁ、ありがとうございます」
やっと、やっと合格できました。事務の女性からも「おめでとう」といただく。
検定の先生を見かけ、再度お礼を言う。
遠くに8の字先生を見つけ、ちっちゃく両手で丸を作って見せた。
うんうんとうなづいてくれた。
校長室によばれ、校長先生から修了書をいただき、そして卒業。


入学が6/28。本日、7/26。
約1カ月かけて無事免許を取得することが出来ました。


合格出来た事、ホントに嬉しかったのですが、
「もうS字やクランクに、緊張しなくていい」だったのも本音です。


卒検3回目での合格。
スクーターに1度しか乗ったことのない、49歳のおばさんがここまでこれたのも、
諦めず粘り強く指導してくださった、先生方のおかげでしかありません。
またサイトで情報を提供してくださった、バイク初心者サポートラボさんありがとうございました。
身体の傾け方、難航したクランクのライン取り、ホントにためになりました。
そして、リアルでもブログでも、いろんな方が応援してくれました。
本当に本当にありがとうございました。
毎日夢にみるほど一生懸命になる経験ができたことを、うれしく思います。


便利な「乗り物」。
ただ「乗り物」に「乗る」ってことは、加害者にも、被害者にもなりうる。
それは自身の実力にも、影響される事。
そのことを胸に刻んで、車やバイクを運転しなきゃいけないと、改めて感じた1ヶ月間でもありました。


もし、このブログが「免許取ってみたいなぁ」とか「新しい事にチャレンジしてみたいなぁ」って思っておられる方の、何かしらのきっかけや応援になれば、幸いです。
つたない、愚痴ばかりのブログでしたが、今まで読んでいただきまして、
本当に、ありがとうございました。
ペコリ(o_ _)o))




と、ここまでが、書きためてた教習所ブログとなります。
今後は、ほぼ?リアルタイムでの、バイク関連のお話等々がつづれたらなぁと思ってます。
もし、お時間よろしければ、お付き合いくださいませ。


今まで、ありがとうございました。
ペコリ(o_ _)o))

おばさん、1週間ぶりにバイクにまたがる

7月25日(木) 25時間目


ほぼ1週間ぶりの教習。


実は初めての検定失敗した日、悔しくて眠れなかった。
ふとした瞬間にも、クランク出口で脱輪し、草むら走る前輪タイヤを見つめる動画が、
ず~っとスローモーションで脳内再生。(ちなみに、今でも目に浮かびます 笑


まぁ、その走行ラインを、実際に自分の目で見てる時点で、
アウトといえばアウトなんですよね。
「下向きすぎ。そしてバイクは見てる方向へ進む!」のですから(汗


S字を走る夢、スラロームの夢。そして魔のクランク。
失敗したり、成功したり。この1週間、ほぼ毎日バイクに乗る夢を見てた気がします。
そして、あんなに苦労したのに、不思議と夢に出てこなかった一本橋(笑


そして、迎えた補講の日。
久しぶりの晴天です~。暑いです~。朝から30度越えてます~(汗


そして本日の教官は、8の字先生。
外周2周流したら、入りましたよ~急制動エリア。
はい、お久しぶりです。8の字練習です。( ̄^ ̄ゞ


「体重移動!!ハンドルもっと切って!!ハンドル押さえないで!!!」
イメージはしてるんだけど、バイク傾けるのが怖すぎて、
やっぱり手でハンドル押さえてしまう。
バイクを止めるよう先生に言われ、「はい、後ろに乗って」で、二人乗りで8の字。


ひぃ~~先生早い!早すぎる!バイクめっさ倒れてる!怖い!
それでもなんとか先生の動きにあわせて、意識して体重移動。


その後、練習再開ではありますが…
先生と同じスピード? 出せるわけがない。
先生と同じ角度に? バイク傾けられるわけがない。
ただ、遅さのあまり、ふらっとこけそうになっても、
ぐっとニーグリップ意識すると、体勢を立て直せ、
コケなくなってきたのがうれししい♬
少しでも小さくなるようにと、内側向いて、上から押さえないようにハンドル切って、
忘れずにぐぐっとニーグリップ。がんばって8の字ぐるぐる…


その後、スラローム→クランク→スラローム→1本橋。
8の字はやっぱり怖いけど、なんだかスラロームは楽しくなってきた。


そしてクランク。
以前、このブログで紹介させていただいた「バイク初心者サポートラボ」さんの、
クランク攻略ラインを思い出しつつ、ポイントしか見ない。


「走行ラインを見る!まだもう少し切り込みすぎ。後ろタイヤが当たりそう」
 と、先生に注意されながら、ひたすら前を見る。
コーンは進行方向じゃない!!!!と自分に言い聞かせ、本日は一度も失敗せず。
やった~!


スラローム。9秒台!いいんです。
8秒切るには遠いけど、走り抜けることが目標です。


そして教習終了。久しぶりの教習。
あれ?なんだか今日はすごく楽しかった。
今までで、一番楽しくバイクに乗れた気がする。
明日も楽しく乗れるといいなぁ~


最後に先生が一言。
「普通に出来てるのになぁ~(なんで卒検落ちるかなぁ)」
「ですよねぇ~」はい、小心者ですいません。
ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ


明日は補講+卒検です!
3度目の正直めざして、がんばります!