おばさん、普通二輪免許取得する

50歳を前に普通二輪免許取得するまでと、それからの日記

おばさん、急制動を攻略する

7月15日(月) 16時間目


今日の先生は、いつも私にひたすら8の字を書かせてくれる先生…orz
怖いんですよ~8の字(くれぐれも、先生が怖いわけじゃないです)


スタートした8の字先生(勝手に命名)の後ろを走る。
が…広がる広がる。私の8の字。


広がりすぎて駐車中の教習車に突っ込みそうになる。
とくに後半がいびつに広がる。
今回、転倒はしなかったものの、うまく回れない。
恐怖が先に立ってイメトレのかいもなく、体重移動もできない。


「上体が硬い。怖くて無意識にハンドル押さえてしまってる。
 逆効果でよけいバイクが曲がらないから。
 あと、前ブレーキはかけなくなったのはいいけど、クラッチ切らないように。
 危ないからね。体重移動と腕の力を抜く。とにかく練習しましょう」と先生。
 はい。がんばります。と思いつつ、実は8の字の度に、胃がちょいきりきり…汗笑


その後、急制動へ。
スタートして、直線に入る前に3速へ。
一気に加速して40km/h出た瞬間に、アクセル戻して、
あとはパイロンでゆっくりブレーキ。
そう、イメージは出来てるんですよ。イメージは。


今回は、急停止位置からスタートして、1周まわるイメージで急制動ゾーンへIN。
セカンドでしばらく走行後、直線に入る直前に3速へ入れられる。
走行距離が長い分、加速しやすいはずなのに40km/hに足りない…
さらに、やはりパイロン手前でブレーキ。
「はい、もう一回」冷静な先生の声に再スタート。


そのうち、急制動へ向かう道なりのカーブで小回り出来始め、3速にいれて低速走行しても、意外とバイクってエンストしないんだなと変な事に感心しつつ、
40km/hの加速ができた!と思ったら、残念!ブレーキのタイミングがやっぱり早い。
「はい。もう一回」でも、だんだんスピードに慣れてきてる気がする。


加速できた!少しアクセルを緩める。パイロンへ近づく。
我慢!パイロン横で「ここ!」と自分に声をかける。
やった!加速できた!止まれた!
「うん。そのタイミング」と、普段無表情な先生が少し笑ってうなづいてくれた。
あれ?なんだ?誉められるって、すごくうれしいぞ(笑


そして「じゃ、次の準備するから、呼ぶまで外周まわってて」「え??準備?なにそれ?」と???になりつつ、スピード(出せるよう)に気をつけて外周をぐるぐる。
自分でも、スピードに慣れてきてることを実感し、ちょっと楽しいなと走ってると、無線から先生の「戻ってきて~」との指示。急制動コースにイン。


「回避の練習します。パイロン過ぎたら左右どちらかによけて、バイクを停止。
 ハンドル戻してバイクがまっすぐになってからクラッチ切るように」
まずは、先生の後ろをついて走り、反対側へ回避する練習。
それを何度か繰り返した後、先生がバイクから降りた。


「では真ん中に立って旗を揚げます。
 赤をあげたら右に、白をあげたら左に止まって」
1回目。急制動と同じ要領で加速。が、今度は正面に先生がいる!
これ失敗したら大事故!と緊張しつつ赤の旗をみて、右によけて停車。
「ブレーキとクラッチのタイミングが少し早いので、気をつけて」と一言。
「はい、もう一回~」
2回目。加速。
やっぱり先生の存在が怖い。
白い旗をみて、左に停車。「はい、もう一回」
3回目。左手に持った赤い旗を見て一瞬迷う。何とか右に停車。


「今、速度30km/hで、この停止のタイミング。公道だと30km/hってありえないよね」「はい」
「だから、周りをみて早めに回避できるように予め心の準備をしながら、運転することが大切です」
「わかりました!」


これが公道だったら…と、不安を抱きつつ、この1コマ目は終了。