おばさん、普通二輪免許取得する

50歳を前に普通二輪免許取得するまでと、それからの日記

おばさん、練習ツーリングに出かける②


怪しい天気ではありますが、集合場所へ向います。
本日の、メンバーは
バイク師匠(先輩から師匠へ)
トリッカー先輩(ご友人と呼び続けるのも変なので、先輩へ変更)。
農道、林道等を通って山を越えるコースです。


集合場所は、いつもの朝連コースの先にある公園駐車場。
走り慣れた道なので、快調に進む私とトリ爺。
見通しのいい1本道を進むと、その先はちょっと登り坂のT字路。
一時停止標識はない道路ではありますが、念のため一時停止をして、クラッチ繋いだ瞬間、エンジン音が…
1速まで下げてたつもりが、どうやら2速。エンストです。
ぐらりと左に傾くトリ爺。
公道立ちごけを初体験しました。あ~~周りに車いなくてよかった。


気を取り直して、よいしょっと、トリ爺を引き起こす。
こんなときに実感する。ホントにトリッカーって軽くて、ありがたい。
そのままT字路坂道はひいて上がり、まっすぐな所まで移動。
トリ爺を止めて点検。左ハンドルにすり傷。
先日取り付けたナックルガードにもすり傷。
仕方ない。走ってれば傷も付く(って私のせいだね…ごめんねトリ爺。


心配なエンジンは… かかった!
ハンドル動かしてみる… うん。大丈夫そう!
よし、再出発!!!!
立ちごけから移動3分程度で、集合場所に到着。
師匠が、すでに待機中。が、私の到着と同時に、ぽつぽつと雨…。
その後しばらくして、トリッカー先輩の到着。
雨粒は小さいながらも、結構な降り方。ただ雨雲は流れてる。
相談した結果「しばらく待って、雨があがれば決行」
しばし公園駐車場で待機です。


そして30分後。
やった~~あがったよ~~~雨!!!!
いよいよ出発です。


濡れた路面は滑りやすい事。
特にセンターラインや横断歩道に気をつける事。
そして、法定速度を守る事(私の場合、法定速度まで必ず速度を上げることを意味します)
と師匠や先輩から言われ、ついに出発です。


師匠→私→先輩の順に、公園駐車場から公道へ。
順調な滑り出し。
速度標識と、スピードメーターを見比べながら、師匠の後ろを追います。
インカムから聞こえる師匠の声「遅いぞ~~」→アクセル空ける。
すると「大丈夫。(速度)出てるよ~」と先輩の声。
そして「(向かい)か~ぜ~が~~。(横)か~ぜ~が~~。」
と、うわごとのようにつぶやく私。
それでも、しばらく走るとだんだんスピードにも慣れ、周りを見る事も出来始めた。
私の提案した農道を走りつつ「いい道だなぁ~」のお二人の感想に
「ここ、初夏にはホタルが見えるんですよ~」とガイドする余裕も。


コースを順調に進み、途中で休憩した時に、私のトリ爺を見てた師匠が一言。
「ナックルガード曲がってない?何したの?」
「実は公園に来る途中、立ちごけしました」と白状。
傷が付いただけかと思ってたら、正面から見ると、確かに左右で高さが違う…orz
倒れた衝撃で、左側が下がってしまったようです。
気が付きませんでした…。
ちなみにトリッカーの純正工具は、サイドカバーをはずして取り出す仕様。
ちょっとめんどくさい。
師匠と先輩がご自身のバックから、応急セットを持ってきて、緊急オペ開始です。
一部曲がってしまってましたが、お二人の力でなんとか元の位置へ。
ありがとうございます。
ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ


私のせいで余計な時間を取らせてしまったので、急いで先に進みます。
山を登るにつれ、2車線道路からセンターラインのない道路に変わり、道幅がどんどん狭くなっていきます。
やや早めに進む先頭の師匠から「対向車来るよ~」と連絡が入るので、心の準備をして車とすれ違う。
「後ろから車来るよ~」と背後の先輩から連絡が来る。バイクを左に寄せて道を譲る。
完全にお二人におんぶにだっこの状態ですが、すごく楽しい。スピードも何とか出せる様にはなってきた。
一人もいいけど、人と走るのってこんなに楽しいんだ。って思い始めてたら…
ぱらぱらっと目の前に雨粒が?…と、いきなり大粒の土砂降り。前も見えない。
「緊急避難」の指示に、見つけたバス停で雨宿り。

ずぶぬれのバイクたち(涙

ずぶぬれのバイクたち(涙



さっきは青空も見えかけてたのに、何?この大雨。
雨雲の位置をスマホで調べると、なんと現在地から進行方向に向かって「だけ」かかる雨雲。
話し合った結果「下山」の判断。少しでも小降りになるのを待って、来た道を戻ります。
来たときとは違う、下りの濡れた路面。慎重に進んでいると、対向車線にバイクのお二人連れ。
「おぉ~こ、これは初ヤエーのチャンス!」と思ったものの、
怖くてハンドルから手を離せず、慌ててぺこっと会釈する私。
するとなんと会釈を返してくれた!!!!わぉ!!すっごい嬉しい!!!
その後「手をふったのに、返してくれなかった」と、インカムから聞こえるさみしそうな先輩の声。
すいません。それ私の会釈のせいだと思います。ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ


少し山を下ると道路は乾燥。そして青空がちらほら…。
先ほどまでいた山はしっかり雲の中。残念だったけど、こればっかりは仕方ない…。

下山して、小休憩


次こそは、山を抜ける!とリベンジを誓う初ツーリングとなりましたが
初立ちごけから始まり、ライダーさんへ初あいさつ。
初めてづくしの、ツーリング。
まだまだ速度への恐怖心はありますが、ただただ楽しかった。
今度こそ、しっかり楽しんで走りたいなぁ~



あ、帰ってからきちんとポチりました。

六角棒レンチ

(出典:amazon)